オオサカジン

  | 大阪狭山市

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2011年04月27日

浜辺の足跡

夢を見た、クリスマスの夜


浜辺を歩いていた、主と並んで


砂の上に二人の足跡を残していった


私のそれと、主のそれと




ふと思った、夢のなかでのことだ


この一足一足は、私の生涯の一日一日を示していると




立ち止まって後ろを振り返った


足跡はずっと遠く見えなくなるところまで続いている


ところが、一つのことに気づいた


ところどころ、二人の足跡ではなく、一人の足跡しかないのに


私の生涯が走馬灯のように思い出された



なんという驚き、一人の足跡しかないところは、生涯でいちばん暗かった日とぴったり合う




苦悶の日、
悪を望んだ日、
利己主義の日、
試練の日、
やりきれない日、
自分にやりきれなくなった日



そこで、主のほうに向き直って、あえて文句を言った




「あなたは日々私たちと共にいると約束されたではありませんか。なぜ約束を守ってくださらなかったのか。


どうして、人生の危機にあった私を一人で放っておかれたか、まさにあなたの存在が必要だった時に



ところが、主は私に答えて言われた




「友よ砂の上に一人の足跡しか見えない日

それは私がきみをおぶって歩いた日なのだよ」








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