旅の空から 1

ずか

2014年05月03日 15:46


「エア メイル フロム ジャパン 」…と、リサが手紙を持ってきてくれた。





これが正しい英語なのかどうかはしらないが、いつも自分が口にしている言葉。





なので彼女もいつしか、そう言っていた。





それを今、目の前に持ってきてくれているのだ。











ペシャワールの喧騒は、もうこの時間には始まっており、




窓から入るその騒音に、なんとなく目は覚めていたのだが、彼女のひと言で




一気に飛び起きることになった。




(続)

関連記事